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ガラスのかけら [逗子・葉山・三浦半島]

なさんことしもあと7日です。あたらしい年を迎える準備はすすんでいますでしょうか。こちらはもはやだめであります。(´Å`)
なんかこう、ものごとを計画的に進めていく能力が欠如しています。
年賀状もまだ図案のずの字もありません。なんかよい写真が撮れればと思って、電車で逗子まで行きました。

茅ヶ崎とか鎌倉と比して、あいかわらずこの時期は人があまりいません。地元の人しかいません。

逗子海岸から葉山の御用邸まで海岸をとぼとぼと歩きながら写真を撮りました。

茅ヶ崎から鎌倉まではけっこう人がでているのですが、葉山の方まで来ればこの時期このあたりはとても静かです。茅ヶ崎あたりとちがって、逗子から葉山にかけては岩礁と砂浜が交互に登場するせいなのか、砂浜のそばまで人家が迫っています。だから海までの小径もそこかしこです。



 写真撮るあい間にガラスのかけらの丸まったやつを拾い集めました。乳白色のもの以外は、元はコーラの瓶であったらしき緑系のかけらしか見つからず。

気に留まったので、帰りに大きな書店でそれに関する本を買って帰りました。
店頭の検索機では、意外ですが"ビーチコーミング"でこの本しかヒットしませんでした。
「ビーチコーミング学」池田 等  著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4487800617/books029-22/

葉山のしおさい博物館の館長さんが著した本です。ことしの8月にでたもようです。
版元は教科書を出していることで名の知れたところで、著者の経歴とタイトルからしてますますお固い本かと思ったのですが、イラストと写真が満載でとてもたのしく読めました。
それによれば、以前は薬品の瓶らしきコバルト色の欠片も拾えたそうですが、医薬品の廃棄物処理が規制きびしくなって海上での不法投棄がなくなったせいでいまは見つからないようです。そういえばイチジクなんとかもあまりみかけない。(´-`)

写真とイラストを担当されたかたのHPはこちら。写真日記がとてもよい感じです。
http://blog.livedoor.jp/akiya134hayam/


きょう来た当初の目的がうすれていて、帰りのバス停へ向かう途で猫の視線が痛いのでした(´Å`)

追伸;
きょう食べたしなそばのお店ととんかつのお店はとてもよいお店でした。
しなそばのお店:小浜
とんかつのお店:とんかつ 後楽

 


ちいさな海岸&シュバンクマイエル展(近代美術館・葉山館) [逗子・葉山・三浦半島]

ても天気がよかったので、参議院の補欠選挙にいったあとで海まで出てみることにしました。といっても、このへんや鎌倉は劇混みだろうから(特に鎌倉は昨今女性誌で特集が組まれているので)避けて、逗子葉山あたりの小さい海岸でのんびりしようと。
自転車でえっちらと海岸線を走り七里ヶ浜では大島がうっすらと見えます。写真でも見えるでしょうか?


由比ヶ浜、材木座を過ぎ、飯島のトンネルと伊勢山トンネルを抜けて逗子の海岸へ。やっぱり人が出ていますね。
(´ー`)

このあたりは早送りでとばして、渚橋を右手に折れて坂道を上ります。葉山のマリーナを越えたあたり、富士山がきれいに見えます。



さて着きました。きょうの目的地です。

砂浜は300mすこしあるくらいでしょうか。とても小さいです。でもあまり人がいないのがよいところ、です。名前は書きません。地図などで探してください。(´д`) ゴメンナサイ でもすぐにわかりますよ。

時間がまだ早いのでもうすこし先へ進みます。葉山御用邸の手前に鎌倉近代美術館の3番目の建物「葉山館」があって、山が海まで迫っていてけっこう景色のよいところなんですが、はためくのぼりに目をやると外人さんの展覧会のようでした。通り過ぎようとして、なんか頭に引っかかったので、50mくらい過ぎてから、Uターンしました。
シュヴァンクマイヤー(シュヴァンクマイエル)展でした。
おおぅ。(´Å`) 東欧チェコのシュールレアリズム作家&映像作家の人です。大ファン。
最近近代美術館のWebページをみることがご無沙汰でしたのであやうく見逃すところでした。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2005/Svankmajer050726/index.html

映画のために作った小道具とか、映画とは別の絵画などを展示しているようでしたが、そちらはともかくとして土日祭日限定イベントの映画祭が気になりました。90分単位で5つプログラムがあって、1日3プログラムある。わたしが観た回は、短編映画を6本ほど。シュールだった、なにもかも。

映画祭といっても、よく図書館とか公民館で催される映画会のようなもので、スクリーンはそれなりに立派ですが、椅子が清潔だけど硬くてまいりました。腰が痛いです。

映画祭についてはこちら。次の土日でおしまいです。残っている回がまだあるので、また行くかも。ざぶとん持参で。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2005/Svankmajer050726/event02.html


それにしても。美術館の外はこんな感じです。









こういうところでシュヴァンクマイヤーをやっているとわ。或る意味そっちの方がシュールだ('A`)マー 。

帰りは電車で帰ろうと逗子駅までいったんですが、電車の故障があったとかで横須賀線上り線が不通になっているということで改札前では人がたまっていました。あきらめて小坪まで出て海岸線沿いに帰りました。疲れた。(´д`)


逗子「披露山公園」から [逗子・葉山・三浦半島]

12月だというのに今週は気味悪く高温高湿の風が吹いたところから始まって、月、火と冷たい風の日が続いています。えりもとが寒いです。('A`)

先般、鎌倉と逗子の端境、名越切り通しのお話をしましたが、その後でいった披露山(ひろやま)の頂上にある公園から葉山がわを撮影したのをのっけます。

ここからの眺めは「神奈川の景勝50選」のひとつ。公園には鳥やお猿さんをみられるちいさな動物園があります。無料です。公園内にある売店でキャラメル買いました。キャラメル食べたのはじつにひさしぶりです。自転車漕いでつかれた躰に甘さが浸みわたりますよ。( ゚Д゚)y─┛~~


名越切り通しのまんだら堂へ [逗子・葉山・三浦半島]

jetshinさんの「kamakura不定期便/exblog版」にて、
名越切り通しの途中にある”まんだら堂やぐら群”が公開されていて、それが12月5日までだと知り、雨がふりそうな雲の下を鎌倉まで行ってみることにしました。

その昔幕府が置かれていた頃、鎌倉と”外”のいきかいには「鎌倉七口」というルートがありました。切り通しのことですね。

その頃のふんいきを残しており、いちばん厳しいルートがこの「名越切り通し」でしょう。雰囲気を残していてもそれなりにゆるやかな朝比奈切り通しと比べて、距離はありませんが勾配といいそばまで枝葉が迫っているところといい、もう、ちょっとしたハイキングコースです。

あいかわらず、入り口の表示がそっけない。とてもわかりづらいです。

<鎌倉→逗子の方向から来る場合>
県道311号線(鎌倉葉山線)~若宮大路との交差点は「下馬」~をずっときて、いちど横須賀線の名越踏切をわたって、名越トンネルの手前のバス停「緑が丘入り口」の手前で左に入り、また横須賀線の名越坂踏切を渉り、公園「大町広場」の手前を右にはいります。住宅地の端っこを登っていきます。しばらくすると小径が分かれるので、線路側の路をはいります。入り口せまいです。バイクがはいられないようにするためでしょうか。

今回は向こう側の逗子ハイランドへ抜けるためにBD-1を引っぱっての山道歩きです。
出だしからもうきつい。ちょっとのぼるとごらんの通り見晴らしのよいところに出ます。

水がしみ出していてぬかるんだ山道階段をのぼり、今回の目的地まんだら堂へ着きました。

せまい入り口をはいると、いきなり景色がひらけています。ここまでの山道がうそのように広い。

入り口でもらったパンフレットによれば、岩盤とかローム層を削り取り残土をつかって谷戸を埋め立てたということです。中世のうちにそういうことをやったらしい。
やぐらというものは鎌倉周辺にわりとたくさんあることは知っておりましたが、僧侶や武士のお墓(一部有力な都市民も)のお墓だということは、きょうもらったパンフではじめて知りました。鎌倉だけの風習かとおもったら、房総半島や東北、北陸、九州にもその風習があったとか。鎌倉と関連の深い地域を中心に分布していたらしいです。

参照:きょうもらったパンフ【国史跡 名越切通 :逗子教育委員会 発行】


廻り終わって最後アンケートを記入していると、係のおじさんと見物にきた人たちの会話が聞こえてきました。横須賀あたりからきている数人連れの人が多いようです。タクシー2台で来たという人たちもいました。なるほど。

<さいご>
帰りは由比ヶ浜の星の井通りから極楽寺切り通しを通過しましたが、極楽寺の駅周辺が騒がしい。みると工事中でした。


バリアフリーというのは大切だとは思うのですが、ちょっとこれは景色がかわるなあ。こういうことを考えてしまうのはだめですか。(;´д`)


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